カイロプラクティックを正しく知ってください。
■ 身体に現れる様々な症状(痛みや不快感)は、本当の問題ではありません。
症状とは、根底にある問題(原因)の兆候(結果)に過ぎず、医薬品や対症療法で症状(痛み)を取除いたとしても、それは隠蔽にすぎません。
様々な形で現れる表面的な症状の根本の問題を見つける事が何よりも大切な、治癒への第一歩であると言えます。
根底にある隠れた問題の多くが脊椎の問題で、脳から全身に至る神経の通り道である脊椎の問題は、神経系の問題を引き起こします。
神経系がうまく働かないと、身体の組織や器官は機能障害を起こし始めます。脊椎の中でも、特に上部頸椎と呼ばれる頸椎一番(C1)と二番(C2)及び頭蓋の後頭骨は、椎体の緩衝帯とも言える椎間板を持たず、脳幹から橋・延髄・脊髄と、中枢神経を守る一方で重い頭部を支え、可動域も大きいデリケートな部位です。ここに問題があると、脳幹部の中枢網様体と呼ばれる脳神経組織の働きに影響し、全身的な病理を引き起こす可能性が多くの臨床例から示唆されています。
一見無関係な箇所に散らばって現れる症状も、意外な所にある一つの原因の結果である場合が多いのです。
■ カイロプラクティックは、1895年にアメリカのD.D.Palmerによって創始された医学です。
脳から神経を介して全身に送られる情報やエネルギー(自然治癒力-イネイトインテリジェンス)の伝達がうまく行かなくなる事が疾病の原因であるとして、主に脊柱管の不整合に的を絞り、調整します。
神経に干渉する脊椎の問題を「サブラクセーション」と呼び、これをアジャスト(調整)する方法が「カイロプラクティック・テクニック」で、発展の史上様々な流派が誕生しました。
強い力を使って関節を動かす方法から、高速で弱い力を生む器具アジャストメントや、補助ブロックを使い自重で自然に調整する方法,僅かに落ちる反動を使った方法と様々ですが、どの方法も「いつ」「どこを」「どのように」アジャストするか、そしてその根本原因であるメジャーサブラクセーションの同定とアジャストメントのエビデンスを追求し続けています。
■ カイロプラクティックは対症療法では無く、ましてや慰安ではありません。近年の健康ブームに乗り、巷間に横行する一時しのぎの強揉みや、根拠の希薄な関節鳴らし等を整体やカイロプラクティックと称する場合がありますが、それらは身体に何等問題の無い方が受けるべき娯楽であり慰安である場合が多いようです。
カイロプラクティックとは、科学的に裏付けられた理論と、瑞々しい生命の力を信じ切る哲学とに支えられ、芸術の域にまで高められた技術を用いる、非常に高度な治療技術体系を持つ学問であるという事を世に知らしめる事が、私達カイロプラクターの責任です。
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